笑の大学

懸賞運のある友達が見事当たったので昨日「笑の大学」の試写会に行ってきました。初の試写会で叶姉妹が行く様なのかと勝手に期待していたら本当に普通なんですね。って当たり前か・・。

以下、ネタばれ的な事も書いちゃうかもしれないので(大したことは書けませんが)ご注意を↓


吾郎ちゃんの演技が気になるかなと思ったら案外素直に見れたのでグイグイ話に入り込めちゃいました。気になったのは「今川焼き」がカミカミだったことぐらいでしょう。よく頑張りました☆
吾郎ちゃんファンのあの子には是非勧めようと思いましたね。

話は舞台の台本をめぐる検閲官と脚本家の7日間の話。(多分)

最初っから最後まで笑いっぱなし。観客全員が声出して笑う映画ってそうないと思うけどこれはまさにそんな感じ。普通だと周りに人がいるからってあんまり声出して笑えないけどこれは爆笑してもOK。だってみんな笑ってるんだもん。

なにが面白いかって言うと役所広司かな。彼の役は今まで笑ったことがないんだけど、彼が笑わなくてもやることが笑える。本人はいたって真面目だからこその面白さっていうかね。吾郎ちゃんとの掛け合いもへんてこりんなんだわ。そこでドッとくるわけね。またチャーチルが泣くほどウケるし。

ウケないっていう設定だったけど「さるまた失敬」も私の中ではヒットでしたよ。是非流行らせたいっ!小松さんの役もおいしくって素敵だったし。ズラでメイクしてるってのにすぐ分かったよ(笑)

映画の中でも舞台を見に来た客の笑い声が聞こえるんだけど、私たちの笑い声か映画の中から聞こえる笑い声かっていうのが途中から分からなくなるのも不思議な感覚だった。

そこまで計算してるんだろうなってところが三谷さんの凄いところだと思う。

映画を見て思ったことは出来れば舞台でも見たかったってこと。「笑の大学」もそうだし「11人の優しい日本人」もね。映画は映画の良さがあるけど舞台でしか出せない良さってのも味わってみたかったなぁと思いました。


三谷幸喜小林聡美夫妻はスゴイっすね!改めて実感です。やっぱり猫が好き(え