世界の中心で、愛をさけぶ

亜紀の「お母さんはいてね」はやばかった。あれは反則技でしょ。反則ではないか。でもさすがの私も涙せずにはいれなかったもん。お前を残してどこに行けるか!と母親の気持ちになってさけんでしまった。

それにしても朔の幸せにしてくださいはないんじゃないの?結婚しようは百歩譲って許せるさ。でも、幸せにしてくださいって。亜紀を幸せにするからでしょ。こういう時は。仮にも亜紀は弱っている立場なわけだし。
こういうところが朔がダメなところなんだよな。もっと男らしさを求めてしまうよ。でも、逆に守ってあげたいって気持ちになるらしく年下好きの知人は朔太郎はストライクゾーンど真ん中だそうです。母性本能をくすぐるタイプっていうんでしょうか。人の好みはいろいろね。亜紀も守ってあげなきゃって思える朔太郎が好きなんでしょね。


ところで1987年に修学旅行でオーストラリアというのは実際あったのでしょうか。あの高校は私立だったの?亜紀が行ってるってことは私立って気もするけど朔が行ってると考えると公立のような・・。修学旅行で海外ってところが妙にひっかかってしまったのは私だけ?まあ、そうでもしないと世界の中心が出てこないのだろうけど。