12人の優しい日本人

面白かった。三谷さんが脚本だけあって笑った笑った。新撰組は無理だったけどこれはこれぞ三谷幸喜な感じで最高。

登場する役者さんが普通ならみんな脇をやる人ばっかりだけど(失礼っ!)みんな上手いから下手に大物使うよりもすごい面白かった。

大物って言ったらトヨエツ?趣味の悪いがらのシャツを着せたら右に出る者はいなんじゃないかってぐらい(また失礼っ!)ああいう服装が似合うよなー。よく着こなしていると変なところに感心してしまった。

で、なにが面白かったってみんなの掛け合い。ポンポンポンポンタイミングのよさに爆笑。特に梶原善さんと二瓶鮫一さんの食い違い?のところは日常でこういうのってあるよなって笑えた。

自分は人の意見に簡単に流されちゃうから、話を聞いていて無罪と有罪をウロウロしてしまった。それはもう山下容莉枝さんのように。ホント「むうざい」だよ(笑)

途中中だるみしてくるとストーリーも休憩に入ったりと自分と同じ目線で13人目の陪審員になった気持ちで見れる映画だった。


私の中では陪審員ってアリーマイラブのイメージが強いんだけど、でも、陪審員制ってもう現実味のある話だからもし自分がなったらと考えてしまった。自分の意見がその人の人生を左右しかねないと考えるとちょと怖いかも。